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今年は昨年に比べて 2.7倍の勢いで
りんご病の患者さんが流行しているそうです。
基本、子供さんに感染する様ですが、大人にも感染はするようで、
妊婦さんに感染すると流産の可能性があるそうです。
りんご病とは
伝染性紅斑
ほっぺがりんごのように赤くなるので、りんご病と呼ばれています。
太ももや腕にも、赤い斑点やまだら模様ができます。
頬はほてって、かゆくなることもあります。
皮膚があたたかいとかゆみが強くなります(日光にあたったときや、お風呂上がりなど)。
熱はでません。
大人は、熱や、強い関節痛がでがちです。
■治 療
かゆみ止めの薬を使うこともあります。
そのままで、約1週間で赤みがひいていきます。v
■家庭で気をつけること
■生活 – 普通でかまいません。
■食事 – いつもと同じです。
■入浴 – 入ってかまいませんが、暖まると赤みとかゆみが強くなりますので、ほどほどに。
■運動 – 普通でいいのですが、汗をかいたり、日光にあたると赤みとかゆみが強くなりますので、ほどほどに。
■こんなときはもう一度受診を
■かゆみが強くなったとき。
■高い熱が出たとき。
■元気がなくなったとき。
■園・学校
頬が赤くなったときは、すでに伝染させる時期はすぎていますし、本人がつらい症状はありませんので、そのまま登園・登校していてかまいません。
でも、頬があまりにかゆいときや、だるいときなどは、お休みした方がいいかもしれません。
■りんご病をおこすウイルス
りんご病は、ヒト・パルボウイルスB19という名前のウイルスによる感染症です。
日本人では、たいがいの方が小児期に免疫を獲得していて、大人になってからかかる人は少ないようです。
大人の方がかかると、熱や関節痛などの症状が強いのですが、特に妊婦さんは流産の原因になることがあり、注意が必要です。
■りんご病と流産
りんご病をおこすウイルスは、赤血球を作る細胞(骨髄の中にある)をこわす働きがあります。
普通の方にとっては、多少赤血球ができなくてもたっぷりと余裕があるので、心配な症状は何もおきません。
しかし、もともと赤血球の病気(遺伝性球状赤血球症といって、赤血球の形の異常がある病気。日本人ではまれ。)があると、急激に重症な貧血がおきることがあります。
また、妊娠中の方がかかると、胎児の赤血球が壊され、流産の原因になることも知られています。
流行している時には、妊婦さんは注意が必要です。
予防として
手洗い うがい マスク などが有効だそうです。
子供さんよりは妊婦さんに感染する事が怖いようですので、
妊婦さんは、注意していただきたいとおもいます。
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