根岸榮治社長 人とともに成長する“100年企業”目指すねぎしフードサービス

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根岸氏が出した結論は、「100年続く永続性のある会社をつくること」。そのために企業理念とビジョンを明確にし、「人は財産である」という企業風土づくりを徹底することを決めた。
「ねぎしフードサービス」(東京)の根岸榮治社長だ。

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経緯

福島県出身。実家は時計やメガネなどを扱う貴金属店だったが、家業を継がず東京で大手百貨店に入社した。しかし数年後、倒産の危機に立たされた家業を救うため帰郷し、奔走する。倒産は回避したものの、「昔ながらの貴金属店の経営は難しい」と考え、自分が意気揚々と取り組める仕事を模索。行き着いたのが、比較的参入障壁が低い飲食業だった。
最初カレー店を出店されています。

国民金融公庫で借りた300万円を元手に始めた店は想像を超えるヒットを生み、それをきっかけに東北で多店舗展開を行った。いわき市郊外の南仏風レストランが評判を呼んだのもこの頃。広域・多業態の店舗展開は、「東京の流行を地方に持ってくる」というビジネス手法で成功した。

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ところが、どの店も4~5年目には真似されて衰退していく。方向転換せざるをえなくなった。
その経緯で、「100年続く永続性のある会社をつくること」。そのために企業理念とビジョンを明確にし、「人は財産である」という企業風土づくりを徹底することを決めた。

 1981年、再び上京し、歌舞伎町に「牛たん麦めし ねぎし」1号店を出店。今度は「地方の名物を東京に持ち込む」という逆展開で選択と集中を意識し、商品力のある牛たん1業態の店舗展開を、本社を置く新宿から30分圏内に限った。30分圏内の理由は、「店長や社員がすぐに顔を合わせられるから」。名古屋、大阪などから引き合いがあっても断っているのは、過ちを2度と繰り返さないためだ。

 「自由闊達(かったつ)に自分の意志で働ける環境が、何といっても強い組織を作るのです。僕は横でそんなみんなを見ているだけ」

 「人の成長が企業の成長」の考えのもと、目標とする100年企業への道を歩んでいるそうです。

書籍も出筆されています。
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日本でいちばん「親切な会社」をつくる—牛たんねぎしの働く仲間の幸せを考える経営
ダイヤモンド社から出版

2015年5月27日 テレビ東京系列
カンブリア宮殿にゲストとして出演されます。
経営者として気になる方は、テレビの視聴をどうぞ。

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